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このページは『電車でGO! 復刻版』について取り扱います。 本作は『電車でGO!!』に同時収録されているため、セットでの情報も含まれています。 電車でGO! 復刻版 【でんしゃでごー ふっこくばん】 ジャンル 電車運転シミュレーション タイトルロゴ 対応機種 アーケード メディア Taito Type X4NVIDIA GeForce GTX1080 発売・開発元 タイトー 稼動開始日 2019年6月26日 プレイ料金 基本料金コンティニュー 200円 一部ダイヤ 300円 ※以上の料金設定は変更不可 判定 劣化ゲー シリーズファンから不評 ゲームバランスが不安定 ポイント 実質大幅値上げのプレイ料金収録漏れ要素多数行き届いていないオプション理不尽なエンディング出現条件まさかの棒読み乗務員復活連結ゲーム削除 収録タイトル 『電車でGO!』 『電車でGO!2 高速編 3000番台』 備考 『電車でGO!!』に同時収録 上記の筐体でプレイ可能 電車でGO!シリーズ 概要 ゲーム内容 収録要素 評価点 問題点 総評 概要 2019年6月26日、現行最新作である『電車でGO!!』に、シリーズ復活を記念して驚くべき新要素が追加された。 それは『電車でGO!!』の筐体で旧作『電車でGO!』の内容が遊べるというもの。題して『電車でGO! 復刻版』である。これに伴い『電車でGO!!』は「最新版」と呼ばれるようになった。 同年9月25日には『電車でGO!2 高速編 3000番台』が復刻移植された。 基本的には一部内容が削減された移植であるため、ルールや基本的な内容は当該記事を参照のこと。 起動時は『最新版』になっているため、プレイする際は お金を投入せずに『復刻版』を選択して ゲームを切り替えよう。 ゲーム内容 プレイ料金の内訳 プレイ料金体系が非常に特殊且つ 全ての店舗で共通であり変更不可能 であるため、ここに詳細を記載することにした。『電車でGO!3 通勤編』のファミリーモードの料金体系を踏襲しており、1プレイでゲームオーバーにならずに規定区間プレイしたり、持ち時間を失った場合はコンティニューが必要となり、そこから路線ごとに指定された区間が再び走行できるようになる。 種類 料金 復刻版 各規定区間コンティニューボーナスステージ 200円 一部ダイヤ 300円 ゲームモード 復刻版さっそくGOモード NESiCAを使わなくてもプレイ出来るモードである。隠しダイヤ以外が選択可能。当然ながら途中でゲームオーバーを挟んで中断すれば最初からやり直しである。このモードでも隠しコマンドが適用される。 復刻版NESiCAモード NESiCAを使わないと選択出来ないモードである。隠し路線を含めたダイヤがプレイでき、今まで出した停車評価とハイスコアが難易度ごとに記録される。また、途中で時間切れになったり最大プレイ可能区間を使い切るなりでゲームオーバーになった際に自動的に途中経過が保存される。もちろん最初からやり直すことも可能である。 ゲームの進行順 【1】『最新版』か『復刻版』を選択する。ボタンの占有面積が広くその中にクレジット数が表示されている方が現在起動しているゲームである。切り替える際に約1分ほどのローディングが入る。 このタイミングでコインを入れると、現在起動している側で使用できるクレジットとして認識され、ゲームの切り替えができなくなるので注意。 【2】タッチパネルにタッチするか、NESiCAをかざす。 【3】NESiCAをかざした場合は、確認画面が出て、開始するか否かを選択する。間違って違うNESiCAをかざした場合は、確認画面から前の画面に戻ってやり直す事も出来る。 NESiCAをかざさなかった場合は、NESiCAをかざすかゲームをそのまま始めるかを選択する。 【4】メニュー画面を操作してプレイしたい路線と各種項目を選択する。 【5】規定のクレジットを投入してから「乗務開始」を押してゲームスタート。クレジットが消費されるタイミングはここであるのでその点は注意する事。 【6】規定の区間をプレイする。持ち時間を切らすか規定区間を運転するとコンティニューが必要となる。途中駅でゲームを終了するか全区間走破すると、運転評価が表示されて運転終了。 【7】コンティニューするかゲームを終了するかを選択。ここで運転終了を選択してもメニュー画面に移行するだけで、クレジットは消費されない。 因みに持ち時間が初期点より減っていた場合、コンテニューしたタイミングで初期点まで回復する。 Webサイト 路線進行度・路線詳細 それぞれのダイヤ進行度が「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」ごとに記録される。記録される内容は「距離として記録されるハイスコア」「今までに獲得した駅ごとの停止位置判定」。『3000番台』はこれに加えて「駅ごとに到着0cmを達成できたか否か」「今までに駅を定通したことがあるか否か」も記録される。 収録要素 収録ダイヤ + 電車でGO! 『電車でGO!』 路線 難易度 車種 種別 走行区間 区間数 料金 備考 山陰本線 初級 キハ58系 普通 亀岡→嵯峨嵐山・丹波口→京都 4区間 200円/全区間 山手線 上級 205系 普通 渋谷→品川→東京 10区間 200円/5区間 東海道線 221系 快速 京都→高槻→大阪 7区間 200円/4区間 京浜東北線 209系 普通 品川→川崎→横浜 8区間 200円/4区間 山陰本線EXLONG キハ58系 普通 亀岡→太秦→京都 8区間 200円/4区間 4ダイヤクリアーで選択可能 東海道線EX 221系 普通 高槻→岸辺→大阪 8区間 200円/4区間 上記以外のダイヤクリアーで選択可能 + 電車でGO!2 高速編 3000番台 『電車でGO!2 高速編 3000番台』※北越急行ほくほく線と一部長距離ダイヤは未収録 路線 等級 難易度 車種 種別 走行区間 区間数 料金 備考 東北路線 秋田新幹線 中級 ●2 E3系 こまち 秋田→大曲 1区間 300円/全区間 コンティニュー/200円 特級 ●5 秋田→大曲盛岡→新花巻 1+1区間 コンティニュー/200円ボーナスステージ/200円 中級 ●2 大曲→田沢湖→盛岡 3区間 200円/2区間 雫石停車or通過で2分割されている 田沢湖線 中級 ●3 701系 普通 田沢湖→雫石→盛岡 6区間 200円/3区間 奥羽本線 中級 ●3 秋田→羽後境→大曲 8区間 200円/4区間 関西路線 東海道線 中級 ●3 223系 快速 大阪→六甲道→神戸 7区間 200円/4区間 上級 ●4 221系 関東路線 京浜東北線 中級 ●3 209系 快速 横浜→川崎→品川品川→上野 8+4区間 200円/4区間 特定の条件を満たせば上野まで延長運転可能 品川→上野 4区間 300円/全区間 コンティニュー/200円 山手線 上級 ●4 205系 普通 東京→品川→渋谷→新宿 13区間 200円/5区間 隠しコマンド 原作ではテストスイッチ設定で変更できたゲーム難易度が、店員を呼ばずに隠しコマンドでプレイヤー自ら変更できるようになった。路線選択で下記コマンドを入力した後に左上に該当難易度が表示され新録棒読みボイスが流れたら入力成功。ペダルの入力時間には余裕があり、2秒ほど間を空けても1カウントされるのであせらずに踏もう。また、適用時には画面右上に現在のゲーム難易度設定を強調したワッペンが付与される。なおメニューを挟んでコンティニューした場合やタイトルから再プレイする度に入力したコマンドは無効になるので改めて入力し直す必要がある。 難易度 マスコンの位置 必須動作 直下難易度との変化内容 隠しコマンド ノーマル ニュートラル 勾配起動スイッチをホールド最後に警笛ペダル5回連続で踏む 標準設定 ハード ノッチ5 初代のみ、到着時刻までの時間短縮 ベリーハード 非常ブレーキ 持ち時間20秒から開始持ち時間の加点秒数減少初代のみ、到着時刻までの時間が更に短縮 なお、これらと別に、右の取っ手の緑色ボタンである「勾配起動スイッチ」を運転中に押すことで、原作にも存在していた「プロフェッショナルモード」に切り替えることが可能。もう一度押すと元に戻すことができる。 内容は次の駅までの残距離表示欄を「professional!」表示に変えて隠すというもの。次駅が通過か停車かも隠される。 評価点 移植されたことによる需要の確保 旧筐体が老朽化したことによる安全面の対策やアフターサービス対応が困難になってきたことによるリプレイスを目的としたものだが、概ね当時の仕様をそのまま移植している。 余り知られていないが、エミュレーションではなく見た目を似せた上で一から作り直されている。そのため処理落ちは完全に無くなった上、運転計器類が手元のタッチパネルに表示される関係で、旧筐体では頻発している「速度計の針がズレている」「知らせ灯が点かない」といったプレイに支障が出る問題も解決されている。またNESiCAによって記録を保存できるだけでなく前回途中でプレイ終了・時間切れになったところから再開できる機能もあるので、一気に走破できなくても安心である。 路線選択で動く鉄ちゃんも当時のグラフィックを基に忠実再現されており、棒読み車掌ボイスもわざわざ当時の担当者本人が新録ボイス収録に携わるなど、シリーズを大事にしようとする意気込みを感じる出来栄え。 動く鉄ちゃんは2Dアニメーションソフト「Spine(ver.2.5)」を活用したうえで動作している。また、新録ボイスは「隠しコマンドの入力に成功した時」に採用されている。 また何気に『最新版』では特に出番のなかった勾配起動スイッチを使う場面が存在するのも地味ながらもデバイスが少し活かされた点とも言える。ただし現実では列車を坂道発進させる時に使うものであり、本来の使われ方は相変わらずされてないが。 一部挙動の改善 旧筐体の初代では低速域(大体5km/h以下)において、B1よりも惰性での走行抵抗の方が減速度が高いという現象が起きていたのだが、本作では2以降同様、惰性走行よりもB1の方が減速度が高い仕様に変更された。 問題点 実質大幅値上げしたプレイ料金 『最新版』同様プレイ料金体系はこちらでも据え置きで高額なのは相変わらずである。 当時プレイ時間に無頓着だったと言われるタイトーらしく、熟練すれば100~200円で30分程度遊べてしまうのは当時としても問題となっており、プレイ時間が延びたことによるインカム損失を防ぐためという意図は分かるにせよ、値上げ幅が大きすぎる。それどころか、旧筐体のプレイ料金は工場出荷設定が200円だが、100円設定にしているゲーセンが多いため、途中駅で強制コンティニューなのも相まって実質3~6倍の値上げとも言える。この点だけで復刻版目当てにプレイしたユーザーからの評判まで大きく落としてしまった。 料金体系の維持を最優先させたのか、ボーナスステージですらもコンティニューと言う形で追加料金が必要となってしまっている。 そのため特級こまちは500円、山手線の東京~新宿と、京浜東北線の横浜~上野で600円という、最新作と同等かそれ以上のプレイ料金に跳ね上がっている。また通過駅のあるダイヤが多い『3000番台』だが、コンティニュー駅は停車駅の数で分けられたため、JR神戸線の快速は大阪~六甲道の11駅で200円、六甲道~神戸の5駅で200円と、プレイ時間と料金が釣り合っていない。 痒いところに手が届いていない仕様 あくまで基本はベタ移植であるため、元々からの非常に高い難易度や問題点は一切修正されていない。さらに「画面フレームや比率」「環境音の有無」「デジタルメーター」「EASY設定」と言った移植ならではの便利要素は全く用意されていないため、ただでさえ高い難易度を下げるなどの緩和が一切できない点も痛い。 利権絡みの問題なのか、無許可で使用されていた新幹線や私鉄車両は一切出てこない。 また近年の鉄道会社の事情ゆえに仕方ないが、207系の塗装が現行カラーをモチーフにした架空のものに変更されており、踏切事故イベントは完全に削除されている。また、秋田新幹線の大曲駅や盛岡駅の大幅オーバーランで発生する車止め激突や車両衝突といった演出についても緊急停車という表示とともに列車が急停止という演出に変更された。この手の描写もこのご時世では流石に厳しかったか。なお山陰本線の京都駅の車止め激突は普通に再現されている。 タイトーステーションでプレイしている雰囲気を再現するかのごとく、ゲームプレイ中のフレームは旧筐体をモチーフにしたものとなっている。画面左右には歴代タイトーレトロゲームのデモプレイ映像が流されている筐体郡と、同社製UFOキャッチャー『カプリチオスピン2』が左右で各1基づつ描画されており、その中に環境音がしれっと流れている。 当時のゲームセンターの再現としては面白い試みと言えるが、レトロゲームのデモプレイは効果音付きで延々とループしている上に、ゲームセンターの喧騒もわざわざ再現しているため、「余計なお世話だ」と感じる人もいる。これだけならまだ好みの問題で済んだかもしれないが、設定で非表示にしたり無音にすることができないため、上記の評価に落ち着いてしまった。 旧筐体ではテストスイッチで変更できたゲーム難易度だが、本作は隠しコマンドを入力する形式になった。だがそんな事をせずとも、普通に設定画面から変更できるようにすれば良かったのではないだろうか。マイページにはご丁寧にゲーム難易度別に記録されるのだから尚更である。 また、収録路線の隠しコマンド項目で記した通り、ハード・ベリーハードを選択すると、画面右上に現在のゲーム難易度設定を強調したポップが付与されるが、サイズがやや大きめなので目障りと感じる人がいる。 『最新版』とは一切干渉せず、復刻版をプレイしてもGMPを獲得することができない上、走行距離も加算されない。また、2つにモード分けがなされているが、それぞれ隠し路線がプレイできるか否か程度でしか差別化できておらず、『最新版』以上に無用の長物と化してしまっている。 無印基準の初代 無印版が基準であり、『EX』で追加された隠しダイヤが収録されていない。 また連結ゲームも削除された。連結速度が速すぎるとコンテナ貨車が脱線する表現が近年の鉄道事情ゆえの規制に引っ掛かったと思われるが、せめて表現を一部削除した上で移植する等、やり方はあったはずである。 未収録要素多数の3000番台 未収録要素が目に余るほどに多い。アップデート前に公式より「当時のゲームと一部仕様が異なる」旨の告知はあったが、路線が1つ丸々カットされていることを「仕様が違う」で済ませるのは軽率と言わざるを得ない。 第三セクター路線の「北越急行ほくほく線」全ダイヤ・横川駅、盛岡駅の連結ゲーム・JR神戸線の普通列車・秋田~新花巻の全区間こまちが未収録。特に盛岡駅の連結ゲームとほくほく線については『3000番台』でも人気な要素であり、これらが末収録な点は評価を大きく落とした。なお2020年2月の「超低速スノータートル」運行時に営業係長に出た本作に関する質問の返答が「復刻版が出ていること自体初めて聞いた」だったそうなので、北越急行には許諾の話を行わなかった可能性がある。 また、初級ダイヤでは鉄ちゃんにより運転の手順についてのアドバイスを受けられるのだが、本作の初級ダイヤはほくほく線にしか無く、ほくほく線未収録という形に巻き込まれて初級ダイヤが消滅してしまった。 最初の区間で運転状況に応じたアドバイスがなされていた為、何となくでもルールを把握できたのだが、それが無くなってしまったということである。一応中級のこまちダイヤで運転前に簡易的な説明はされるが、あくまで運転速度の目安が表示されるだけであり、しかも表示時間は短めな為、一般層や慣れない人に配慮できているとは言い難い。 SE関係でも劣化が目立ち、単体で見てもリアリティさに欠けることはもちろん、やり込んだ人からすれば尚更凄まじい違和感。 VVVFの鳴り方が変わり、10km/hでも130km/hでも音程が殆ど変わらなくなった。しかも重低音で唸り続ける。『高速編』の家庭用移植版『64』にてVVVFの音程についてはピッチを調整して表現していることが判明している(動画0 30-1 20参照)ため、この部分がなんらかの手違いで不具合を起こしているものと思われる。 踏切の音がまるでゼンマイが切れる瞬間の玩具みたいなフェードアウトの仕方をする。 田沢湖線の一部で、外を走ってるのにトンネル内を走っている音が聞こえる箇所がある。 エンディング関連 『初代』のエンディングの出現条件がなぜか異常に難化。旧筐体では上級ダイヤをノーコンテニュークリアすれば見られるものであったが… こちらでは「全難易度全路線の全駅で停止判定GREATを達成させる」と上級者でも骨が折れる代物。当然データ保存が必要となるためNESiCAモードでなければそもそも出現させることができない。この仕様のせいで、公式twitterで出現条件が公開されるまではエンディングが削除されたものと誤解するユーザーが多発した。 要求クレジット数は最短で6600円だが、停止位置GREATを達成させるだけでもかなりの実力を要する作業なので、実際にはこれよりも更に掛かると見て良い。 更に『3000番台』に至ってはエンディングが完全に未収録。 総評 『電車でGO!シリーズ』の復活を記念して移植された復刻版。 棒読み運転手を起用した要素や動く鉄ちゃんの存在で、リリース前は話題になった。 しかしあくまで基本はベタ移植に過ぎず、レトロゲーの移植でのお約束とも言える追加要素や遊びやすくなったEASY設定などが用意されていないため、シリーズを知らないユーザーにとても薦められたものとは言いがたいのは確かである。 それどころか、『最新版』譲りの強気なプレイ料金体系、そして何より『3000番台』の作品の魅力を担う「ほくほく線」が収録されていないことを筆頭にした未収録要素の存在が祟り、ファンの間からも話題に上がることはなくなってしまった。 それでも初代系列の筐体が老朽化して久しいゆえに、どうしてもプレイしたいのならば一考の余地はあるだろう。そのため、せっかくの制作陣の意気込みに反して結局ファンアイテムの域を出なかった点は純粋に勿体無いといえる。
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この記事では『電車でGO! FINAL』と、その分割移植であるPSP版『電車でGO! ポケット』シリーズ4作品をあわせて取り扱います。 電車でGO! FINAL 概要 収録路線 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 電車でGO! ポケット 山手線編/中央線編/大阪環状線編/東海道線編 概要(ポケット) FINALとの違い 問題点(ポケット) 総評(ポケット) 電車でGO! FINAL 【でんしゃでごー ふぁいなる】 ジャンル 電車運転ゲーム 対応機種 プレイステーション2Windows 発売元 PS2 タイトー Win アンバランス 開発元 オフィスクリエイト 発売日 PS2 2004年5月27日 Win 2004年12月17日 定価(各税5%込) PS2 7,140円 Win 5,980円 廉価版 PS2 PlayStation2 the Best2005年7月7日/4,450円 エターナルヒッツ2007年6月28日/2,380円 Win 本格的シリーズ2006年12月15日/1,980円 判定 スルメゲー ポイント シリーズ屈指のリアルな演出ゲーム性の大転換水増し感の強い内容 電車でGO!シリーズリンク 概要 PS2で発売された『電車でGO!』シリーズ5作目。ファンに人気の路線4つを上下線とも収録し、「FINAL」を冠するに恥じないボリュームとクオリティを備えている。 本作ではシステムを一新し、「チェインシステム」と「ライフポイント」を導入した。 「制限速度遵守」「定時通過」などでポイントが貰えるとともにチェインが繋がり、次回以降の加算幅が増加する。 逆にオーバーランや制限速度無視など、悪い運転を行うとライフが減点され、ライフがなくなるとゲームオーバー。ライフが減る毎に繋がっていたチェインもゼロに戻る。 ライフの初期数は上級路線ほど少なく、また減点幅も違反の度合いにより大きくなる。 運転終了後は獲得したチェインがクレジットに変わる。このクレジットを貯めることで新しいダイヤを購入する方式となった。 収録路線 本作の収録路線は基本的に2003年10月頃を再現したものとなっているが、過去作同様に当時すでに存在しない車両も登場する。 山手線 東京〜田端〜品川〜東京 205系からE231系への置き換えが進んでいた時期で、両形式のダイヤが約半数ずつある。また、当時山手線からは引退済みだが隠しダイヤで103系も運転できる。 ATCによる速度制限と標識による速度制限が混在し、迷いない速度判断を要求される。 初代を皮切りに『3000番台』『プロフェッショナル仕様』でも一部が収録された路線だが、もちろん一周での収録は初。東京〜上野〜新宿間はシリーズ初収録(*1)。 中央線 東京~高尾 快速ではオレンジ一色の201系が運行される一方、昼行特急の183系がE257系に置き換えられた時期である。当時は三鷹~国分寺間が連続立体交差化工事中であり、作業員警笛ボーナスが多数存在する。 『3』で東京〜新宿間(上り)が収録されたが、新宿~高尾間はシリーズ初収録。 大阪環状線 天王寺〜大阪~今宮~新今宮~天王寺 環状運転列車が全て103系だった時代の環状線。体質改善車と未更新車が入り混じっている過渡期にあたり、ダイヤによって形態が異なる103系を運転する。大和路快速と関空・紀州路快速も収録しているが、全体的に運転速度は遅めな路線である。 『2』で大阪〜天王寺間(内回り)が収録されたが、天王寺~京橋~大阪間はシリーズ初収録。 東海道線 京都~神戸 各駅停車で201系や205系も活躍しており、「雷鳥」にパノラマグリーン車が投入、「彗星」と「あかつき」が併結列車になった時期。快速線と緩行線が共に収録されており、違う線路の走行が楽しめる。 京都〜大阪間は初代と『プロフェッショナル仕様』『プロフェッショナル2』、大阪〜神戸間は『3000番台』で収録されたことがあるため、唯一新規収録区間がない(ただし大阪以西の上りは初収録)。 評価点 システムそのものの大幅改善 『プロフェッショナル2』の仕様を継承しており、遅れても5~15秒以内なら定刻となる。難易度が低い列車では30秒以上、難易度が最大の列車でも6秒以上の遅れで初めて減点される。 減点も1秒毎にではなく、一定時間遅れるたびにライフが減る形となった。 早着に関するペナルティもかなり緩和された。1分程度の早着はお咎め無し。2分近くダイヤより早く走ることでようやく制限信号、停止信号に引っかかる。 シリーズ初期から乗客の数(マスクデータ)によって車両性能が上下する仕様があったが、今作では各駅発車時に「乗車率」が表示されるようになり、性能の良し悪しがある程度分かるようになった。 シリーズ最高級のグラフィックとサウンド 警笛・発車メロディ・ドア開閉音は「実録」となっており、車掌や運転士の声も路線ごとに違う。 JR東日本の駅メロディはほぼ全駅の全メロディーがフル収録されており、版権曲である高田馬場駅の「鉄腕アトム」も収録(ただし原宿駅のメロディー「原宿A」だけはフルコーラスで収録されていない)。 また、大阪環状線の発車メロディーなどこれまで再現自体されなかった音声も極力リアルのものが再現されている。 すれ違う列車の風切音なども、列車の走行音もだいぶリアルに近づいている。特に183系や485系のサウンド関係はファンから絶賛された。 寝台特急の機関車のノッチ操作やブレーキの緩解音も機関車ならではの音になり、キハ181が力行する際のターボサウンドもきちんと再現されている。 グラフィックに関しては単に画質が上がっただけでなく、前照灯、太陽、沿線風景などが数段レベルアップしている。流石に10年以上前のゲームなので現在の作品と比べると絶賛するほどではないが、当時としても実写映像とはまた違った綺麗さが光る。 また、『新幹線』や『旅情編』で好評だったアウタービューが復活した。ほか、運転状況に合わせて車両の行先表示が変化する細かいギミックもある。 例としてE231系の山手線外回りでは、上野までは「上野・東京方面」の表示だが上野を過ぎると「東京・品川方面」に表示が変わっている。 信号機 今作では制限信号や停止信号もリアルタイムで変化するようになった。まだ若干不自然なところもあるが、先行列車を意識した信号の変わり方もする。 過去作の制限信号は早着ペナルティとしての意味合いが強く、先行列車との距離に対する信号現示としては不自然なものだった。 駅毎に場内・出発信号がある点は従来通りだが、信号機の配置もある程度実際の路線にならっている。 エンジョイモード これまでのフリーランと似たようなモードである。減点項目が一部緩和・免除されるものの、減点自体が無くなる訳ではない。 だがライフが減るのは停車駅に止まった後なので、自分の好きなように運転ができる。 またこのエンジョイモードでは5種類のアイテムが使用でき、初心者への救済やおふざけプレイなど様々な用途に役立てられる。 加速度・最高速度が上がる「スピードアップ」、制動力が上がってGゲージも反応しなくなる「クイックブレーキ」、現在時刻を30秒止める「タイムストップ」、一定時間獲得スコアが倍になる「ダブルスコア」、ライフが50点回復する「回復救急箱」。 ボリューム 収録路線は4本×上下線で8本とそれほど多いわけではないが、選択できるダイヤは隠しも含めると53。ボリュームとしては申し分ない。 賛否両論点 一部の難化した要素 今作ではライフ制が採用され、スタート時点でのミス可能回数は若干増えている。 しかしライフは原則回復不可能。エンジョイモードでは「回復救急箱」というアイテムが使えるものの、あくまでこのモード限定の話。 慣れたプレイヤーからはやりやすいという声が多い一方で、運転時間が長くなったこともあって初心者にはそこそこシビアである。 ライフが回復できないのを考慮してか大抵の減点条件は過去作より緩和されたが、速度制限は1km/hオーバーの時点で即減点と厳しくなった。過去作では一部難易度で例外はあったものの1~2km/hくらいのオーバーは許容されていた。その代わりか、今作では制限速度を守るたびに「速度制限遵守」という加点がもらえる。 また、『旅情編』以来の「Gセンサー」が復活。ブレーキをかけると「Gゲージ」が増加し、赤色になると急ブレーキとみなされ減点される。 過去には『3』や『プロフェッショナル2』の最高難易度でも急ブレーキ減点があったが、これらよりも大分判定は厳しめ。 駅発車時の待機時間 山手線と中央線では多種多様な発車メロディーが流れるのだが、ほぼ必ずフルコーラスで流れ、スキップもできない。収録されている発車メロディーは最長で23秒もあり、発車メロディーが鳴り始めてから発車できるようになるまで30秒以上待たないといけない駅もある。 フルが聴けるのはファンにとっては嬉しいことではあるが、過去作では「ゲーム本編では途中切り、サウンドテストではフル収録」の形がとられており、そちらの方が自然かつ流れを阻害しない形態であるのは確か。 総じて実車より強いブレーキ 『プロフェッショナル2』ほどではないが、それでもブレーキ性能があまりにも高い列車が多い。 ただしブレーキの効きが強いことは運転の難しさの緩和にもなるため、シミュレーターではなくあくまで「電車運転ゲーム」である本作では一概に問題点とは言えない。 定通・定速ポイント どの駅間にも必ず一箇所以上定通・定速ポイントがあるのだが、次の駅が停車駅の場合、指示通りの速度で走ると早着・延着することがある。そのズレぶりは攻略本(公式ガイドブック)にさえ「この駅は〇秒遅れて発車」などと書かれているほどである。 ただし停車方法は人によって千差万別な上、『GO!!』とは異なり大半は定通ポイントを守ることで十分な余裕時間が確保されるため、問題点とは言い切れない。またオプションでオフにすることも可能なのが救い。 ちなみにゲーム中では説明が無いが、定通・定速ポイントをオフにすると獲得できるポイントが2倍になるという隠し要素がある。ダイヤによってはこれを活用した方がポイントを稼げる。 問題点 不自然な走行音 前述の通り音声面は大幅に進化したが、まだ問題点も残っている。 走行音はだいぶリアルに近づいたものの、ジョイント音(レールの繋ぎ目を通過したときの音)だけはかなりチープな音になっており、高速で走っていると歌舞伎でも聴いているかのように思える。 バリエーション自体はいくつか用意されているのだが、鉄橋などを除いたほとんどがあまり似ていない音になっている。 また『3』同様、このジョイント音は運転台で聞くような「タタン タタン」ではなく、客室の真ん中で聞いているような「タタン タタンタタン」となっている。 収録路線 知名度が高く、一部は新規収録区間もあるとはいえ、全て過去作で収録された路線である。 出来栄え自体は好評であるものの、「FINAL」を名乗るくらいならもう少し収録路線の数を増やして欲しかったという声は少なくない。 水増し感の強いダイヤシステム 今作ではゲームクリア後に貰える「クレジット」を使用して新しいダイヤを購入する。 だが今回の路線は特急列車などを除いて運転区間が2~4区間に分割された状態となっている。通しのコースも用意されているが、分割区間がある場合は分割区間をすべてクリアするまで選択できない。 例えば山手線を一周するダイヤを購入した場合、「大崎~上野」「上野~池袋」「池袋~大崎」の3ダイヤをクリアしないと大崎からぐるりと一周する運転が選択できない。 この通しの運転をクリアしないと、そのダイヤをクリアしたことにならない。しかも最後の隠しダイヤを出現させる条件が「他の路線の隠しダイヤを全てクリアする」であるため、全てのダイヤを出現させるためには理不尽に時間がかかってしまう。 車掌乗務 今作では車掌乗務というモードがあるが、全体的に現実の車掌の業務とはかけ離れている。 視点は先頭の運転席からのもので、車掌が本来乗っている最後尾からの視点ではない。一部地方路線では車掌が前部に乗車する形態が取られていることもある(通称「前乗り」)が、都心部にある本作の4路線では実施されていない。 発車メロディーの操作も本来は車掌の仕事なのだが、このゲームでは自分で操作できず、自動でフルコーラス流れる。途中でドアを閉めれば強制的に切ることはできるが、ライフが減ってしまうためメリットは無い。 ドアを閉めるのも、本来はきちんと信号を確認した上で乗客の乗降が途切れたのを確認してから閉めないといけないのだが、このモードでは駅放送が終わったタイミングを見計らって閉めるだけである。 駅を発車すると次の駅名を放送するのだが、円形に並んだ複数の選択肢から1つを選ぶ方式となっていて操作ミスが起こりやすい。駅間が暇なのでゲーム的要素を入れたと思われるが、操作性には改善の余地がある。 この車掌乗務で選べるダイヤは各路線1ダイヤのみと少ない。 その他 並走列車や対向列車が停車・発車する時の挙動が不自然。 130km/hで走っていた新快速が、減速し出してから300m程度で完全停止する上、同時発車した新快速があっという間に見えなくなるなど。 参考までにプレイヤーが運転した時は130km/hからの非常制動でも450mは進む。 中央快速線に登場するE257系は、本来11両編成の場合新宿方先頭車に貫通扉は無いのだが、なぜかゲーム中では貫通扉が付いている。 大阪環状線内回りを運転していると天王寺駅の屋上に「JR天王寺駅」という看板が見えるのだが、この「JR」という文字がJR西日本のコーポレートカラーの青色ではなく、JR東日本の緑色となっている。 作中に登場する福知山線直通新三田行きの英語表記が‘‘Shin-Mita’’になっている。「新三田」は「しんさんだ」と読むのでこの表記は間違っている。 バグ 極稀にしか発生しないが、優等種別で駅を通過しても、ゲーム的には通過していない判定を取られるバグがある。 駅を通過したら残り距離が増えだす。まだ駅を通過していないことになっているため、ダイヤも遅れ出して完全な詰みに陥ってしまう。 このバグを防ぐ方法は無いが、遭遇率は相当低いのが救いである。因みに一部ダイヤでは意図的にこのバグを発生させることが出来るが、通過駅にピッタリと停車させることが条件なので、普通に運転する分には支障はない。参考動画。バグの発生自体は3 22から。 総評 「FINAL」と銘打つだけあり、現行ハードでの限界に挑戦した意欲作である。運転感覚は限りなく現実の電車を尊重しながらも操作しやすくアレンジされている。しかし、ボリュームの水増しぶりが凄まじいため、総じて作業ゲーに耐えられる精神を持っている人向けであり、そのような意味では人を選ぶだろう。 それでも収録路線ごとの密度は当時としては高度であり、さらに従来では再現しきれなかった音響面などは確実に進化しているなど、シリーズや鉄道ファンならば間違いなく楽しめる逸品になりうる。そのような意味ではあと一歩で良作たる出来栄えになれただけに惜しいことこの上ないと言える。 余談 当時はタイトル通り本当に本作でシリーズを完結させるつもりであったらしく、「完結」「最終作」を銘打ったマーケティングが行われた(参考)。 中でも最大の目玉企画が、山手線の1編成をラッピングした「さよなら電車でGO!列車」。本シリーズが実際の鉄道車両の外装に広告を行うのは、『高速編』リリース時に京浜東北線でヘッドマーク付き列車を運行して以来となった。 開発当時は中央総武緩行線を収録する予定であり、店頭でプレイできた体験版のダイヤ一覧にも表示があった(プレイは不可)がカットとなった。Win版の音声ファイルを見てみると総武緩行線の三鷹~秋葉原までの放送、発車メロディーが収録されており、総武緩行線で使用されている209系500番台の音声・車両データも残っている。 当時のタイトーとしては山手線と大阪環状線のフル収録を何としても達成したかったらしく、そのせいで総武線を入れる容量が無くなったらしい。収録は不可能ではなかったと思われるが、路線を詰め込み過ぎて大幅に品質が劣化した『プロフェッショナル2』の二の舞いにはなりたくなかったのだろう。 通常版の他に、当時販売されていた組み立て式鉄道模型食玩の「スタートレイン」の限定品が同梱された限定版もあった。Nゲージサイズで車種はE231系の山手線カラーとなっている(通常品とは行先表示などが違う模様)。 2018年2月8日にシリーズ20周年記念として本作のリマスター版である『電車でGO! PLUG PLAY』がAmazonとエビテンの通販限定で発売された。 マスコン型コントローラをテレビに直接接続して遊ぶプラグアンドプレイ(PnP)ゲーム機。ワイド画面と高解像度のテクスチャに対応し、より高画質化された。 電車でGO! ポケット 山手線編/中央線編/大阪環状線編/東海道線編 【でんしゃでごー ぽけっと やまのてせんへん/ちゅうおうせんへん/おおさかかんじょうせんへん/とうかいどうせんへん】 ジャンル 電車運転ゲーム 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 タイトー 発売日 山手線 2005年9月29日 中央線 2006年1月19日 大阪環状線 2006年3月30日 東海道線 2006年7月27日 定価 全作 3,990円 廉価版 全作 TAITO BEST2006年12月7日/2,480円 判定 山手線 クソゲー 劣化ゲー 上記以外 劣化ゲー ポイント 処理落ちまみれの山手線編分割でボリューム不足に基本的には堅実なベタ移植 概要(ポケット) 基本的にFINALをPSPに分割移植したものである。ゲーム内容もFINALの各路線とほぼ同じ。 4作品ともゲームシステムはすべて共通であるため、まとめて解説する。 評価点・問題点は『FINAL』と基本的に同じであるため、PSP版で新たに発生した問題点についてのみ述べる。 FINALとの違い ムービーがFINALとは別のものが使われている。 このゲームは福知山線の脱線事故発生後(*2)に発売されたため、東海道線の207系の帯が現在のオレンジ色に変わっている。 ところが大阪環状線編の大阪駅到着時に見ることができる207系は青帯のままとなっている。 連結ゲームが一部『FINAL』とは別の車両になっている。 「名刺交換」機能が追加された。名刺には運転履歴や運転士等級、ニックネーム、コメントを記載でき、PSP同士で交換することができる。 問題点(ポケット) 4分割 なんと全編が4分割されている。携帯機とはいえボリュームダウンぶりは凄まじく、分割商法と批判されることに。これにより、バージョン毎に運転可能ダイヤの偏りが発生してしまった。 路線別に分けたのである意味必然だが、東海道線は普通列車から優等列車まで17ダイヤ、車種も12種類を収録したのに対し、山手線は各駅停車しかなく10ダイヤ、それも3車種しか選べず、その割に価格は全バージョン同じである。せめて「関東編/関西編」で2バージョンだったらまだマシだったのだが… 山手線編での激しい処理落ち 山手線編では列車在線数にかかわらず高い頻度で処理落ちが発生する。ゲームスピードが3分の1程度まで低下し、5~10秒毎に刻一刻と速度変化が繰り返されるため、停車などもはや苦行の域である。区間によってはまともな運転ができないことも。 なお山手線編以外でも、少ないながら処理落ちがある。 その他 『FINAL』のED曲として人気だった「MOTER MANでGO!」が収録されていない。 総評(ポケット) グラフィック面はPSPの可能性に挑戦した移植と言えるほど堅実に移植されており、PSPで電車運転ゲームをプレイしたいならば(『山手線編』以外は)手に取る価値がないわけではない。 だが、容量の都合からか4つに分割されてしまった点は痛く、ユーザーの心情を悪くしてしまった。また『山手線編』は猛烈な処理落ちのせいでプレイが苦痛を感じるものになってしまっており、非常に残念でならない。
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電車でGO! プレイ可能列車詳細一覧 コメント タイトーが制作している電車運転シミュレーションゲームのシリーズ。1996年に第1作目がアーケードゲームとして発表された。その後、アーケードゲーム向けの続編や、家庭用ゲーム機、パソコン向けの新作、携帯ゲーム機・携帯電話などへの移植作が制作された。略称は電GO!。 プレイ可能列車詳細一覧 チルタリス:京浜東北線 カラー重視 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 2高速編の車両をかくとうタイプで統一するなら チャーレム E3系秋田新幹線こまち ビリジオン 200系新幹線やまびこ ダゲキ ほくほく線HK100形 ナゲキ 北越急行681系特急はくたか コバルオン 京浜東北線209系 エンブオー 大阪環状線103系 ルカリオ 223系関空快速 バシャーモ 鹿児島本線813系 ニョロボン 883系特急ソニック -- (名無しさん) 2018-06-21 23 49 42 プロフェッショナル2の収録路線をイーブイの進化形で統一するなら リーフィア 湘南新宿ライン シャワーズ 湖西線 グレイシア 瀬戸大橋線 ブースター 長崎本線・佐世保線 サンダース 鶴見線 前者4体は保有する会社の色繋がり 後者1体は103系の色繋がり -- (名無しさん) 2018-06-21 23 33 46 秋田新幹線こまち ニンフィア 見た目 -- (名無しさん) 2018-06-21 23 27 48 ほくほく線 はくたか 北越急行色はラティアス、jr西色はムックルで。 (氷に弱いポケモンだけどね。) 山手線は御三家草かドレディア -- (名無しさん) 2015-08-23 22 52 52 ビビる大木 プロフェッショナル仕様 庄司智春 通勤編3 ロッチコカド プロフェッショナル2 元木大介 ファイナル -- (名無しさん) 2012-10-26 17 33 36
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今日 - 合計 - 電車でGO! 旅情編の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時32分40秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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この記事では、『電車でGO!3 通勤編』とそのバージョンアップ版『電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正』、およびこれらの据置機・パソコン移植版について記述しています。 電車でGO!3 通勤編 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 概要 追加・変更点 ゲームモード 収録路線 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 電車でGO!3 通勤編 (PS2) 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 (Win) 概要(CS) 評価点(CS) 問題点(CS) 総評(CS) 電車でGO!3 通勤編 【でんしゃでごーすりー つうきんへん】 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 【でんしゃでごーすりー つうきんへん だいやかいせい】 対応機種 アーケード 使用基板 Type-Zero 発売・開発元 タイトー 稼動開始日 無印 2000年 改正 2000年10月 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 通勤列車主体の作品へシフト強化されたグラフィック面シリーズ最高の難易度との声も 電車でGO!シリーズリンク 概要 『電車でGO!2 高速編』の続編。サブタイトルが『通勤編』になり、収録路線もほとんどが通勤電車となった。 3Dポリゴンで描かれた沿線風景、運転台をリアルに再現した専用筐体も健在であるが、基板はType-Zeroに変更され、窓の半透明処理や扉の開閉などが再現されるようになった。 後に一部不評だったダイヤを改正したバージョンアップ版の『電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正』も少数稼動した。筐体に差異はなく、画面上の表記でのみ判別可能。ただし『がんばれ運転士!!』と同時期にリリースされたため、そちらに改造してしまった店舗も多く、ほとんど出回らなかった。 追加・変更点 前作から追加・変更された要素 運転評価が0.1点単位で判定されるようになり、スコアに差がつきやすくなった。 本作は駅停車時に、停止位置±0m・時刻±0秒でないとGreatボーナスがもらえなくなった。従来は時刻±2秒までずれてもGreatとなっていた。 また本作はGreatのボーナスと定通(通過駅を定刻に通過)のボーナスの加算値が共通化された。たとえ全通過駅を時刻ピッタリに通過しても、停車駅で時刻が1秒ずれると定通ボーナスも初期化されてしまう。 つまり最大のボーナスを取るには、通過駅は全て定通、停車駅は全てGreatを取る必要がある。 パスワードを用いたインターネットランキングが開催された。 『ダイヤ改正』で変更・改善された要素 隠し路線が最初から運転できるようになった。 一部ダイヤの運転所要時間見直し。 性能低下が発生した場合にどうやっても時間に間に合わない区間が点在していたため、全体的にダイヤ設定が緩くなった。 駆け込み乗車の発生率が低下。ほぼ各駅で駆け込み乗車が発生するようなことは無くなった。 警笛ボーナスも増えている。無印では「警笛鳴らせ」だった箇所が隠し警笛になっている等。 ノーマルモードではスコアが0.1点単位から1点単位に変更された。 速度計がデジタル表記で画面上部に常時表示されるようになった。 ゲームモード 本作には従来通りのルールの「ノーマルモード」のほか、「ファミリーモード」「鉄人モード」という独自のモードがある。 ファミリーモード 3~5駅の区間をゲームオーバーなしで運転できる。 持ち時間の部分は「あと○えき」と残りの停車駅数となっており、残りが0になると一旦必ずプレイ終了となる。運転を続行する際は、クレジットの投入が必要。 加減点要素はなく、どのような運転をしてもかまわない。ただし区間ごとに「駅間運転時間」が設定されており、時間切れになるとゲームオーバーになる。もっとも遅延プレイ対策であり、よほどノロノロ走らない限り時間切れにはならないが。 このモードでは「鹿児島本線813系」「篠栗線キハ66系」「総武線209系」「山陽本線207系」のみ選択できる。 ノーマルモード 基本的に前作に近い仕様で遊べる従来通りのモードである。 鉄人モード 上級者向けのモードで、様々な点で従来のモードよりも難しくなっている。 ダイヤ遅れ・オーバーランなどのペナルティの減点幅が非常に大きく、初期持ち時間も少ない。反面、ボーナスは多いというインフレ気味の設定。 残り距離・速度制限標識の予告が一切表示されない。そのため、停止位置や制限速度だけでなく減速・停止時のブレーキハンドルの感覚も覚えないとならない。 非常ブレーキを使用しない場合でも、低速で強いブレーキをかけると「急制動」のペナルティを取られることがある。 一部ダイヤでプレイが変化する。 中央線と山陰本線では終着駅の前に注意信号が固定で出現し、制限速度以下で通過してもATSベルが鳴り、これを解除する「ATS確認」という操作が求められる。ゲーム説明画面等には一切書かれていないため、まさに「鉄道に知識のあるプレイヤー向け」の仕様である。 収録路線 篠栗線の吉塚~博多および山陰本線以外は全て本作が初収録。 九州 鹿児島本線 鳥栖→博多 PS版『2』で収録された博多~小倉間の手前となる区間。 鳥栖→博多間は隠しダイヤでのみ運転できる、本作で唯一の特急が運転できる区間である。 篠栗線 篠栗→博多 福岡近郊の非電化路線。2001年に電化されたため、その直前の姿を再現している。 最後の1区間である吉塚~博多間は正式には鹿児島本線であり、『2』で収録されたのと逆方向を走行することになる。 近畿 山陽本線 神戸→西明石 初代の京都~大阪間、『3000番台』の大阪~神戸間とシリーズで繋がった区間となる。 この区間は緩行線と急行線で線路が分かれており、普通列車と快速・新快速列車では走る線路が違う。 山陰本線 亀岡→京都 電車でGO!のはじまりである初代初級路線のリメイク。省略なく全区間を運転できるが、嵯峨駅は稼働当時の嵯峨嵐山駅に戻っている。 関東 総武線 新宿→秋葉原 山手線の輪の中を横断する大都会の通勤路線。すべての列車が各駅停車。 区間上はここも中央線なのだが、俗称である「総武線」で呼ばれている(*1)。 中央線 新宿→東京 上記と並行して通過運転を行う快速列車を運転する。 + 収録ダイヤ一覧 路線名 難易度 種別 車両 区間 備考 九州 鹿児島本線 初級 普通 813系 二日市→博多 中級 811系 上級 特急有明 787系 鳥栖→博多 隠しダイヤ 上級 特急ゆふいんの森 キハ72系 篠栗線 中級 快速 キハ200系 篠栗→博多 普通 キハ66系 キハ58系 隠しダイヤ 関東 総武線 初級 普通 209系 新宿→秋葉原 中級 205系 201系 中央線 中級 特別快速 201系 新宿→東京 近畿 山陽本線 初級 普通 207系 神戸→西明石 上級 201系 205系 中級 快速 221系 上級 新快速 223系 山陰本線 上級 普通 キハ58系 亀岡→京都 隠しダイヤ 評価点 Type-Zeroによる恩恵 窓の半透明処理や扉の開閉などが再現されるようになった。まだまだ粗い所はあるが前作までと比べればその差は一目瞭然。後の『FINAL』には及ばないものの、グラフィックの良さはPS2中堅レベルであり、及第点である。 対向列車の窓の中を見れば車内の様子が見え、架線などもかなりリアルに再現されている。 従来の信号だけでなく、速度制限の標識などもきちんとグラフィック中に登場するようになった。 駅を発車する前、停車後の運転評価時は車両側面を写し、ドアを開閉する場面が描写される。また鉄道ではありがちな駆け込み乗車も発生する。ただしこれは後述するように不評点でもあるが… 明確に時刻の概念ができた。プレイに「朝/昼/夕/夜/リアルタイム」から選ぶことができ、景色や車両の挙動(乗車率による違い)が変わる。 ファミリーモードである程度ハードルを下げた 本作はシミュレーションゲームであるため電車好きの小さな子供がプレイするには難しいものがあったが、このモードが登場したことによりゲームが苦手な人でもプレイできるようになった。 ただし各駅停車しか運転できず、ゲーム中の終着駅までたどり着くにはコンティニューが必須。 戸閉めブザーの追加 AC版は知らせ灯が切れている筐体が少なくなく、慣れていないうちはいつドアが閉まったか分からないこともあった。 それを受けて今作は、知らせ灯点灯と同時にブザーが鳴るようになり、知らせ灯が切れていてもドアが閉まったかがわかりやすくなった。 賛否両論点 筐体の古さによる問題 「セガのMODEL3基板に負けない性能を」というコンセプトで作られたが、肝心のハードが旧式のままでその性能がスポイルされてしまっている。 特にDX筐体の50インチ版は、以前からセガのメガロ50に数段劣ると言われていたプロジェクターをそのまま使用している。画面だけでなく音も旧来の汎用筐体と大差無く、造りも安っぽいまま。 また、旧作からの改造機ではプロジェクターの欠点である「焼き付き」の発生したものが非常に多い。これは、上向きに光を出すプロジェクターは光源に埃が大変たまりやすいが、メンテナンスに長けた店舗でないと直すのが難しくほとんど放置状態であることが原因。 しかし、爆発的にヒットした『電車でGO!』の筐体がそのまま活かせられるキットが、メイン基板変更でも流用出来るというのは店舗にとってもありがたい仕様であった。改造キットでなくてもほぼ据え置きなのは、プレイヤーからすれば慣れ親しんだ筐体がそのまま新作になるのですんなりと入りやすいという利点もあった。 更に、Type-Zero自体の性能もお世辞に褒められたものと言えない。 NAOMI等のようにCD-ROMやDVD-ROMなどのディスクメディアを扱っていた時代の基板ではないが、タイトーのカラオケ機種『X-2000』で使用する市販のHDDをそのまま流用しているためか、旧作よりもローディング時間が大幅に増えた。 これは今作に限った問題ではないし、容量が拡大した故の仕方ない面もあるが、ローディング時間が長いと感じるのはこの時代のType-Zeroが顕著。結局Type-Zeroでこのローディング問題は全く解決せずに次代のTypeXまで「タイトーのゲームはローディングが長い」というイメージが定着してしまった。 問題点 歯止めの掛からない高難度化 ファミリーモードもあるので誰でもプレイできるようにはなったが、従来通りのモードではよりハードルが高くなることになった。上記の鉄人モードを抜きにしても、本作はシリーズの中でもかなりの高難易度を誇る。 追加・変更点の項目で記述した通り、本作は到着時刻が1秒でもずれただけでGood停車となるため、完璧な運転をしないとわずかしか持ち時間が増えなくなった。 このせいで、普通にノーコンテニューで終点を目指すだけでも相当な障壁となっている。 駅から発車する時に駆け込み乗車が発生して発車が数秒遅れることがある。しかも発生頻度は割と高く、GoodかGreat停車を決めるとほぼ確実に駆け込み乗車が発生し、グダグダな運転になってしまう悪循環に。 さらには「当該区間で乗客が多数乗ってきた」という設定で、特定区間で加速・減速性能が低下するという仕様も。 しかも一部区間では性能低下が発生すると定時運行が不可能となる おまけ付き。完全に調整不足と言わざるを得ない。 停止位置の合格範囲が厳しすぎる。 ノーマルモードはオプションの難易度設定でイージーだと誤差1m(149cm)だが、ノーマル以上は0m(49cm)とされており、明らかに他作品よりも厳しめ。なお距離表示がされない鉄人モードは難易度設定に関係なく0m(49cm)となっている。 絶対にボーナスが獲得できないボーナスゲーム 本作は鉄人モードでプレーしている時のみ「黄色い線の外側にいる客に警笛をタイミングよく鳴らす」と「速度計非表示状態で指定速度に合わせる」の2種類のボーナスゲームがある。どちらが出現するかはダイヤによって決まっている。 後者のゲームはゲーム開始地点はホーム手前、速度測定地点は停止位置。60km/h程度出ている中、指定速度は30km/h弱~40km/h強までと振れ幅がある。 篠栗線でもこのゲームが出現するが、なんとたった80m程度で60km/hから30km/h以下まで落とせという、制動距離を完全無視した内容が出ることがある。これでは非常ブレーキを使っても絶対にボーナスが獲得できない。 この欠陥は『ダイヤ改正』でも修正されていない。 その他 鉄人モードではATS確認イベントが発生するが、うち中央線では現実にはATS確認は必要ない。ちなみにATS確認をした後に画面上では信号がもう1本出てくるのだが、どういうわけか進行信号となっている。 逆に山陽本線各駅停車の西明石駅と、鹿児島本線・篠栗線の博多駅でも本来はATS確認が必要なのだが、なぜかこちらは省略されている。 総評 画質の向上やリアル度の上昇でシリーズファンを喜ばせた一方で、メインのゲームの難しさは据え置きである。間口を広げるため初級者向けの「ファミリーモード」と上級者向けの「鉄人モード」が用意されたが巻き返しはならず、メインだったプレイヤー層にとってはかえって優しくない作品になってしまった。 ただし本作のみの収録路線は多く、その再現度も高いため、過去作でシステムに慣れている人ならやはり楽しめる。結果的にシリーズのニッチ化を進めることになり、同時期の『がんばれ運転士!!』をもってACでの展開はストップすることになった。 余談 Type-Zero基板は先述の通り「セガのmodel3基板を超える」がコンセプトだが、超えられなかった仕様が多いものの高性能な箇所もある。 代表的なものはmodel3がグローシェーディング採用なのに対しType-Zeroはフォンシェーディングを採用している。しかし本作ではほとんどその威力を実感出来ない。 電車でGO!3 通勤編 (PS2) 【でんしゃでごーすりー つうきんへん】 電車でGO!3 通勤編 ダイヤ改正 (Win) 【でんしゃでごーすりー つうきんへん だいやかいせい】 ジャンル 電車運転シミュレーション 対応機種 プレイステーション2Windows 発売元 PS2 タイトー Win アンバランス 開発元 タイトー 発売日 PS2 2001年3月15日 Win 2002年3月21日 価格(税別) PS2 6,800円 Win 5,980円 廉価版 PS2 TAITO BEST2002年5月30日/3,024円 SIMPLE2000シリーズ Vol.22 THE 通勤電車運転士ディースリー・パブリッシャー発売2003年3月27日/2,000円 Win 本格的シリーズ2006年3月17日/1,980円 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 変わらず堅実な移植長くなったロード時間難しさも据え置き 電車でGO!シリーズリンクSIMPLE2000シリーズリンク 概要(CS) 無印版および『ダイヤ改正』の移植作。基本的にはベタ移植である。 PS2では無印版、Windowsでは『ダイヤ改正』のみ移植されている。PS2版にはシリーズ定番の車両解説などを見られる鉄道資料館が追加されている。 評価点(CS) 共通の評価点 きちんと移植されており、特に目立った劣化は見当たらない。 PS2版独自の評価点 『電車でGO!新幹線 山陽新幹線編』の体験版が付属している。SEや車両グラフィック・車両性能・運転評価の採点方法が製品版とは違っているほか処理落ちもなく、当初は体験版の方が出来が良いとまで言われていた。 新大阪→新神戸限定で0系による昔のひかりダイヤが運転できる。 なお、この体験版はPS3では正常に動作しないので要注意。 今作でもおまけ要素は充実している。 問題点(CS) 共通の問題点 AC版で問題になっていた難しさや再現ミスは据え置きである。 PS2版独自の問題点 ロード時間がACよりさらに伸びてしまった。 運転モード選択前、車両紹介の直前と、運転中も中盤の駅停車後に1回だけ10秒弱のロードが入る。ロード時間10秒は、少なくとも問題点にするほど長い時間ではない。だが運転終了ごとにタイトルまで戻される仕様のため、連続で運転する度に20秒以上余計に待たないといけない。しかも本作のみの仕様として、運転中ポーズを掛けた時に「始発駅に戻る」が存在しないため、最初からやり直したい場合はいちいちタイトルまで戻る必要があり煩わしい。 『ダイヤ改正』が稼動した後に発売されたが、それに収録された追加要素や変更点が未収録。 Win版独自の問題点 追加要素は一切なし。ACのベタ移植になってしまっているのは勿体ない。 鉄道写真が登場するが、何故かわざとグラフィックを粗くしてぼかしたものが表示される。 総評(CS) 今作でもしっかりとした移植度やおまけ要素は健在である。 しかし散々指摘された難易度や再現ミスといった部分は改善されておらず、良くも悪くもベタ移植である。「通勤編」を家庭用でプレイしたいファンにはおすすめできるが、くれぐれも高難度は覚悟されたい。
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この記事では『電車でGO!2 高速編』『電車でGO!2 3000番台』のアーケード版および据置機・パソコン移植版、ならびにこれらのリメイク作品である『電車でGO!64』『電車でGO!2』を取り扱います。 ゲームボーイカラー・ワンダースワンへの移植版については「電車でGO! (WS/GBC)」をご覧ください。 『電車でGO!!』に収録された復刻版については「電車でGO! 復刻版」をご覧ください。 電車でGO!2 高速編 電車でGO!2 高速編 3000番台 概要 タイトルについて 前作からの追加・変更点 収録路線・ダイヤ 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 電車でGO!2 高速編 (Win) 電車でGO!2 高速編 3000番台 (DC/Win) 電車でGO!64 概要(CS) 独自路線(64のみ) 評価点(CS) 問題点(CS) 総評(CS) 電車でGO!2 概要(PS) 追加路線(PS) 評価点(PS) 問題点(PS) 総評(PS) 余談(PS) 電車でGO!2 高速編 【でんしゃでごーつー こうそくへん】 電車でGO!2 高速編 3000番台 【でんしゃでごーつー こうそくへん さんぜんばんだい】 ジャンル 電車運転シミュレーション 対応機種 アーケード 使用基板 JCシステム 発売・開発元 タイトー 稼動開始日 量産車 1998年3月 3000番台 1998年9月 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 快速や特急主体の作品唯一の三セク路線収録作初見殺し要素大量発生 電車でGO!シリーズリンク こんどは 新 (こ) 幹 (ま) 線 (ち)だ。 概要 『電車でGO!』の直接的な続編作品。正式タイトルは『電車でGO!2 高速編』であるが、タイトル画面に『量産車』の副題表記がある。この部分はロケテスト版では『量産先行車(*1)』となっており、正式リリース版であることを示すものである。以下、無印版については 『量産車』と表記する。 サブタイトルの「高速編」は、運転する列車が快速や特急主体なのが由来である。 これは、前作で「停車ができずすぐゲームオーバーになる」といった問題が浮き彫りになったことから、通過運転を中心に据えることで停車が苦手なプレイヤーにもプレイ時間を提供できるようにするためであり、「ダイヤに沿って駅を通過すること」がゲーム内容の多くを占めることになった。 後に、路線を増やしたバージョンアップ版『電車でGO!2 高速編 3000番台』(以下「3000番台」)も制作されている。ちなみに『EX』や『3 ダイヤ改正』とは違い、『3000番台』の筐体は無印版と明らかに違うカラーリングとなっており判別は容易である。 新規路線として「東海道線」(大阪〜神戸)が収録されたほか、初代で収録された「山手線」「京浜東北線」が逆方向となる「外回り」「北行き」で追加された。それ以外の既存路線でも、延伸や列車の追加が行われた。 タイトルについて 後述する移植作も絡み、『電車でGO!2』関連はタイトルの関係性が非常にややこしいことになっている。シリーズリンクでも一部述べているが、以下の通りの関係となっている。 電車でGO!2 高速編(AC/Win)…大元の作品。別名『量産車』 電車でGO!2 高速編 3000番台(AC/DC/Win)…『量産車』のバージョンアップ版 電車でGO!64(N64)…『3000番台』のアレンジ版 電車でGO!2(PS/WS/GBC)…『量産車』のアレンジ版 つまり『64』は『3000番台』の追加要素を反映したアレンジ移植であり、PSで発売された『2』は『量産車』のアレンジ移植(『3000番台』の要素は反映せず)となっている。 このため単に『2』や『高速編』と表記するとどのバージョンのことなのか紛らわしいので注意が必要である(先述の通り、本記事では大元の作品を『量産車』と表記する)。 前作からの追加・変更点 基本的なルールは前作と変わらないが、以下のルールが追加・変更されている。 駅通過の重要性が増したことから「定通」の概念が追加。通過予定時刻ちょうどに駅を通過すると残り時間が加算される。 デッドセクションや信号場など走行中のイベントが増えた。 駅停車時の減点項目であった「駅進入速度超過」が廃止され、停止位置に止まれさえすれば駅進入時の速度は問われなくなった(*2)。 代わりに初級以外のダイヤでは「非常制動停車」が追加。前作では低速域なら非常ブレーキを使用して停車しても問題なかったが、本作以後は停車時に非常ブレーキを使用した場合でも減点の対象となった。 残り時間が走行距離(スコア)に反映されるようになり、ハイスコア競争が強化された。 プロフェッショナルモードが追加。ゲーム中スタートボタンを押すと、通過点・停止位置までの距離を隠してプレイできる。 ボーナスゲームが前作の貨物駅での貨車の連結から、信越本線横川駅での連結となった。 これは、EF63形電気機関車を補助機関車として使用していた横川~軽井沢間が廃止となり、横川駅での連結作業が見られなくなるためそれを惜しんで導入したという。攻略本でもわざわざ1ページ使ってまでEF63の記事を書いていた辺り、スタッフも力を入れていたのだろう。 速度制限の数が増加した。 前作では山陰本線と東海道本線の各1か所および山手線の徐行標識だけだったが、本作では速度制限区間がどの路線でも最低1か所は設置されている。 ただしこの速度制限標識が新たな問題を発生させてしまった(後述)。 運転評価の採点対象が変わり、前作よりはわかりやすくなった。 ダイヤの正確さ 停車駅と通過駅でいかに規定時刻に合わせられたか評価される。「優」判定を取る際、1度だけ1秒早着or遅れが許容される。 ブレーキ(乗り心地) ブレーキを丁寧に扱えていたか評価される。B8を使用した場合は当然減点され、低速時に強めのブレーキを掛けるとこれまた減点される。 停止位置の正確さ 停止位置にに合わせられたか評価される。 信号・標識を守る 信号や標識の指示に従えていたかで評価が変わる。1度でも無視すれば「優」は取れなくなってしまう。 安全性への配慮 各ダイヤで設定された、ゲーム中では確認できない最高速度から95%以上の速度を出せば減点。 収録路線・ダイヤ 『量産車』では3路線が収録されており、各路線に5つのダイヤが用意されている。 難易度表記は前作にある級位に加え、5段階の●による表記も加わり細分化された。級位自体も前作の「初級」「上級」だけでなく「中級」と「特級」が追加されている。 隠し路線を出現させる方法は手間が掛かるもので、 警笛ペダルとスタートボタンを同時入力しながらクレジットを投入 スタートボタンを押すよう促す画面が表示されたら、ブレーキレバーを「非常」の「非」と「常」の間に合わせ、マスコンを3にしてスタートボタンを押す 画面が切り替わった後はマスコンを5に入れっ放しにして選択時間ギリギリまで待つと出現し、強制的に選択される というものとなっている。 + 『量産車』から収録されている路線 「ほくほく線」上り 直江津→六日町 シリーズ初にして唯一の第三セクター鉄道(*3)。国内屈指の高規格路線であり、ローカル線にもかかわらず普通列車でも100km/hを超えるスピードを出す。山間部で高速化を実現するために、走行区間の大半が長大トンネルというのも大きな特徴である。 本作のほくほく線は知名度ではなくスタッフの趣味で入れられている。開発段階ではさらに越後湯沢(*4)まで制作されていたものの、何らかの事情で開発を打ち切らざるを得なくなったため、六日町までというやや中途半端な終わり方になってしまったとのこと。この六日町~越後湯沢間は、後の『プロフェッショナル仕様』で日の目を見ることとなる。 難易度4のほうの快速は本作でもかなり難しい部類に入るが、一定条件を満たせば途中の信号場で列車交換のイベントが楽しめる。 特急はくたか(681系)が収録されているが、AC版『量産車』では隠し路線。家庭用および『3000番台』では最初から選択が可能。 また、『3000番台』では485系のはくたかも収録されており、ブレーキを使うことでJR東日本所属車とJR西日本所属車を選べる(Win版ではそれぞれ別に収録。『64』ではJR西日本車が最初から登場し、JR東日本車は隠しダイヤになっている)。 「秋田新幹線」 上り 秋田→大曲(以下「奥羽こまち」と表記) 宣伝でもセールスポイントとして全面的に紹介されたシリーズ初の新幹線…ではあるが、この区間は正式には在来線(奥羽本線)。いわゆる「ミニ新幹線」として在来線規格の線路を走行している区間である。 計画段階で新幹線の路線を入れることは決まっており、当初は山形新幹線「つばさ」が収録される予定だった。しかし本作の開発時には秋田新幹線の開業があったため、話題性を鑑みて変更になったという。 秋田駅を出ると、終点の大曲駅まで一つも停車駅が無い、史上初のノンストップダイヤ。まさしく本作を象徴するような路線である。簡単そうに思えるが、在来線規格のため速度制限が多く設定されており、実際の難易度は中々のものである。 難易度5版は最初から雪が降るほか、大曲で定位置に停車成功すると、隠し路線でフル規格の新幹線「東北新幹線」を盛岡→新花巻の一駅間だけプレイできる。 「京浜東北線」北行 品川→上野 前作にも登場した京浜東北線だが、今度は快速運転で品川から北行きで上野へ向かう。 開発当初は各駅停車で制作していたが、「高速編」のテーマに合わないことから快速に変更された経緯がある。時刻表示が昼の時間帯なのに背景が夕暮れ時なのはこの名残(*5)。 + 『3000番台』で追加された路線 「秋田新幹線」上り 大曲→盛岡(以下「田沢湖こまち」と表記) 奥羽こまちの続き。こちらも新幹線車両ではあるが、在来線(田沢湖線)と共通の線路を走って盛岡を目指す。 この区間の停車パターンには「ノンストップ」「角館・田沢湖に停車」「角館・田沢湖・雫石に停車」の3つがあるが、本作では「ノンストップ」を除いた2つから選択できる。基本的にはランダムだが、路線選択の際にブレーキを使い自分で選べる。なおWin版ではそれぞれが別に「雫石通過」「雫石停車」として収録されている。 2ダイヤの見分け方として、車両紹介で使用される区間がある。在来線区間(北大曲~羽後四ツ屋?)を走っていれば雫石停車、新幹線区間を走っていれば雫石通過となる。 ノーコンティニューで盛岡に到着し、GOOD以上を決めた場合にのみ、やまびこ号と連結ができる。車両はE2系・200系のいずれか。なお、連結後の東北新幹線は運転できない。 「秋田新幹線・東北新幹線」上り 秋田→新花巻(以下「直通こまち」と表記) 隠し路線(Win版では最初から選択が可能)。関西路線の下に出現するもう一つの東北路線に収録されており、AC版では先述のコマンドにより出現する。 ダイヤは4つ表示されているが中身は全て同じであり、Win版では1つクリアすれば4つ全部に星が付く。なお全て雫石停車ダイヤである。 奥羽こまちと田沢湖こまちにボーナスゲームの東北新幹線を合わせたものであるが、3000番台のこまちと同条件で連結ゲームをプレイし、かつ連結に成功した場合にのみ新花巻まで運転可能。ただし盛岡で終了となった場合でもクリア扱いにはなる。 「奥羽本線」上り 秋田→大曲 奥羽こまちと同じルートだが、一部区間を除き並行している在来線専用の線路を走行する。 「田沢湖線」上り 田沢湖→盛岡 田沢湖こまちと同じルート。奥羽本線と違い線路は新幹線と共用のため、盛岡駅手前までは同じ場所を走る。盛岡駅では田沢湖線ホームへと入線する。 最初の区間には信号場があるが、一つ目の志度内信号場で列車交換イベントが必ず発生する。交換相手はE3系と、なぜか標準軌区間を走る701系0番台のいずれかで、信号場内の停止位置で変化する。 「京浜東北線」北行 横浜→品川(→上野) 前作の区間を逆向きに走る。やっぱり15時台で夕焼けを拝める。 品川まで全駅GREATまたは1駅のみGOOD・他をGREATを達成すると、品川でボーナスゲームがあり、その後上野まで延長運転が可能となっている。 Win版では品川までのダイヤと延長運転するダイヤが分かれており、後者を選択した場合は成績にかかわらず延長運転ができる。 「山手線」外回り 東京→新宿 途中までは前作の逆向きを走る。渋谷以遠はシリーズ初登場となる。 上級路線ではあるが、減点秒数などは中級に近い。 「東海道線」下り 大阪→神戸 前作の続きとなる路線で、一般的に「JR神戸線」と呼称される区間を運転する。 普通と快速の2種別が2ダイヤずつ、計4ダイヤが収録されている。車両は普通が207系と201系、快速が223系と221系。205系は対向列車として登場。 JR西日本特有のあのミュージックホーンは、残念ながら本作では再現されていない。 対向列車に寝台特急がいたり、新快速と並走したりと見どころの多いダイヤ。 201系はブレーキ性能が悪い上に天候変化も発生するため、ダイヤは207系と同じでありながらシビア。 + 収録ダイヤ一覧 最初から選択できるダイヤ 初出 路線名 難易度 等級 種別 車両 区間 備考 北陸路線 量産車 ほくほく線 ● 初級 快速 HK100形 直江津→うらがわら ●●●● 上級 直江津→六日町 ●●●●● 特級 特急はくたか 681系 AC版『量産車』のみ隠しダイヤ 3000番台 ●● 中級 485系 AC版のみブレーキ位置で車両選択 東北路線 量産車 秋田新幹線 ●● 中級 こまち E3系 秋田→大曲 ●●●●● 特級 条件を満たせば盛岡→新花巻が運転可能 3000番台 ●● 中級 大曲→盛岡 AC版のみブレーキ位置で雫石停車か選択 奥羽本線 ●●● 中級 普通 701系 秋田→大曲 田沢湖線 ●●● 中級 普通 701系 田沢湖→盛岡 関東路線 量産車 京浜東北線 ●●● 中級 快速 209系 品川→上野 3000番台 横浜→品川 条件を満たせば品川→上野が運転可能 山手線 ●●●● 上級 普通 205系 東京→新宿 関西路線 3000番台 東海道線 ●●● 中級 普通 207系 大阪→神戸 快速 223系 ●●●● 上級 普通 201系 快速 221系 隠しダイヤ 3000番台 秋田新幹線 ●●●●● 特級 こまち E3系 秋田→盛岡 条件を満たせば盛岡→新花巻が運転可能 評価点 初心者や慣れない人に対しての配慮が増えた 初級ダイヤにおいて、鉄ちゃんによる一通りの説明を、タイミングに合わせて表示されるようになった。 「ここで○○の操作をして」「制限速度や信号に差し掛かる前に○○km/hまで落として」「駅に近付いたのでこの辺りからブレーキ操作を開始して」といった感じに表示され、前作よりは解説がわかりやすくなっている。これにより「どこでどのような操作をしなければいけないのか」といった部分をある程度は教えてもらえるようになった。 通過駅が設定されている快速や特急が主体になった。 後述の通り速度制限による難しさはあるが、スタート時の持ち時間が前作から目に見えて増えているため、少なくとも前作での「停車に失敗してあっという間にゲームオーバー」という結末はまずなくなっている。 収録路線 3Dポリゴンで描かれた沿線風景の再現度は高く、可能な限り再現されている。じっくり見る余裕がないのが悔やまれるほど。 3Dポリゴンが貧弱なJCシステムボードだが、前作と違い地方路線が多く、逆に綺麗ではないポリゴンパーツやテクスチャーのおかげで田舎っぽい風景にマッチしている。都会の路線は相変わらずの「急に現れるビル」等、貧弱ボードの公開処刑状態だが。 ダイヤが前作から大幅に増加。同じ路線でもそれぞれで違う楽しみを提供することが可能に。 前述の通りシリーズ初にして唯一の第三セクター線である「北越急行ほくほく線」が収録されている。高規格路線を高速で走る列車が運転できるのは、まさしく「高速編」と言うサブタイトルにぴったり。 3000番台では新路線の追加に加えて既存路線のダイヤが更に増量され、ボリュームはACでも屈指のものに。 賛否両論点 相変わらずの棒読みボイス 本作でも運転手や車掌のアナウンスなどはスタッフが担当しており、相変わらずの棒読み演技である。その上音量も小さく聞き取りづらい。やはり気にする人は気にしてしまうだろう。 問題点 新たに発生してしまった初見殺し要素 ほくほく線や秋田新幹線では速度制限標識があちこちに設置された関係上「いきなり速度制限が表示され、減速が間に合わず減点→ゲームオーバー」というコンボによる初見殺し箇所が続出してしまった。これは開始時の持ち時間30秒に対して速度超過の減点が15秒と非常に多いためである。基本速度が100km/hオーバーなので、普通に走っていてはまず減速は間に合わない。 そもそもの問題点として、ポリゴン数の関係か速度制限の開始位置がわからないというものがある。そのためどこまでに減速すればいいのかがノーヒント。一応、制限予告が出る位置から速度制限位置までの距離は難易度ごとに一定であるが、最も緩いダイヤであっても常用最大(8)から間に合わないケースが少なくない。そのため当該2路線ではどんなに上手なプレイヤーでも事前に攻略法を知らないとクリアすることはまず不可能。速度制限の位置は難易度ごと共通であるため、低難度ダイヤを利用して予習することはできなくもないが、それとて完走は容易ではない。 何よりの問題は、そういった事象に対するアドバイスも事前説明も全くないことである。先述のアドバイスはあくまで「初級路線において基本を教える」「大まかな目安」であり、細かな制限速度等に関してはやはりノーヒント。しかも最初に出る目安速度はJR線区間に合わせているため、犀潟より先で同じ速度を出していると確実に遅延するという罠が存在する。 さらに停車に至っては一切の案内が無くなり、むしろ前作より悪化してしまっている。 実際の運転では事前に線路図表をよく覚えておいたり、運転時刻表に速度制限の注釈等が書かれていたりと習熟のための予備知識があるわけだが、このゲームにそんなものはない。開始直後に言われた速度の目安通りに走っていたらペナルティ、というコンボはいくらなんでも理不尽である。 この仕様から「おおむね10秒遅れていて遅れ回復できる見込みが無い区間なら減点覚悟で速度制限を無視して回復運転した方がクリアに近い」という現実の鉄道員からすれば青ざめること間違いない価値観がこのゲームでは常識となってしまっている。 相変わらず存在する現実との理不尽な乖離 ほくほく線は分岐に一線スルー方式を採用しており、駅や信号場を通過する場合は、方向関係無く必ず速度制限の掛からない本線側を通過するのだが、本作の快速は、虫川大杉駅と各信号場でわざわざ速度制限の掛かる副本線側を通過している。初見プレイヤーに対して制限速度で引っ掛ける形でインカムを底上げしようとするために、わざわざ副本線を走行させるルートを意図的に組み込んだものと思われるが、現実と乖離させてまで難易度を無理矢理上げて良い理由にならないのは当然である。 ちなみにゲーム中で通過駅となっている虫川大杉駅は現在は快速停車駅となっているが、開業当初の1997年は同駅を通過していた。 特急はくたかで早着時に高速進行信号からいきなり減速信号が現示される場合がある。はくたかでは140km/h超の高速運転をするため減速が間に合わず、速度超過による大幅なペナルティで一発ゲームオーバーの恐れがある。そもそも現実の鉄道路線で高速進行信号が導入されているのはこのように高速運転中にいきなり減速信号が現示され減速が間に合わない事態を避けるため(高速進行→進行→減速と段階的に減速させる)なのに、このゲームの高速進行は進行と意味が変わらないただの飾りになってしまっている。 しかし、実際の田沢湖線の田沢湖~赤渕は峠越えの難所でありトンネルを除き急カーブが続くため、こまちでも60km/hという厳しい速度制限(最も低い箇所は55km/h)を受ける箇所が複数ある。実際にゲーム通りのスピードで走ったら脱線しかねない。 ハイスコアと100点満点を両立できない路線がある 該当するのは難易度5の奥羽こまち。刈和野~神宮寺のダイヤが非常に厳しく、普通に運転していては定刻通りに神宮寺駅を通過できない。定時に通過するには設計最高速度である134km/hに至るまで延々と力行を続けなければならないのだが、128km/h以上の速度を出すと「安全への配慮」で減点されてしまう。この問題点は同路線が再録されている『プロフェッショナル仕様』でも残留してしまっている。 一応「1秒早着×1回のみ」または「1秒遅れ×1回のみ」であれば「ダイヤの正確さ」は満点となる。その為刈和野駅を定時かつ127.5km/h以上で通過、その後もその速度を維持して神宮寺駅での遅れを1秒以内に抑え、大曲で定時停車すれば、「ダイヤの正確さ」と「安全への配慮」の両方で満点を出せる。但し定通ボーナスが切られるためスコアを犠牲にしなければならない点がネックである。 一方でボーナス路線である東北新幹線やまびこ号はダイヤにゆとりがあり、ATCの指示通りに運転すると早着しやすいので、攻略本ではATCの指示速度より5-10km/hぐらい下げて運転することが推奨されていた。 インカム周りの弊害 高速編にふさわしい長時間ダイヤや、快速・特急の通過等のシチュエーションに重点を置いたことにより、回転率が上がるかと思われていたが、実際にはプレー時間がそれなりに伸びてしまい、ゲーム面での回転率が前作より減ってしまった。直営店では毎日インカムを取って売上を見ていたが、上手い人が増えれば増えるほど前作よりプレー時間が伸びてしまった結果インカムが伸びずに、直営店も含めて中小規模の店舗にまわされる事態が多発した。 プレイヤーからしても悪い点にしか見えないのだが、これが皮肉にも「新作ゲームが中小規模の店舗にすぐまわる」と結果的に店舗間の回転が良くなり、ロケーション全体の回転率に関しては若干改善したとも言える。もちろん全体から見れば回転率が悪いことに変わりはないだが。 なお、この時期のタイトー大型筐体ゲームは、バイクゲームなのに5周8セットの『WGP』を筆頭に、やたらテンポの悪い『パワーショベルに乗ろう!』、ランディングシミュレーターなのに8~10セットもやらせる『ランディングギア』『ランディングハイジャパン』等、1プレー時間が他社より無駄に長い物が多く、対照的にプレー時間が短くてもプレイヤーが満足する回転率が高かったゲームは、『サイドバイサイド』のような周回数固定のレースゲームか、5面まで突っ走って各面時間延長の無い『ナイトストライカー』くらいしか無かった。 総評 「停車」という基本でありながらゲーム中でも屈指の難しさを誇る動作を、快速や特急列車中心に収録する事でなるべく減らしつつかつ運転する楽しさを提供しようとする意識が見える作品である。 しかし、新たに本格的に追加された「制限速度」に対しての考慮がなされていない、初見殺しど真ん中な仕様でやはり全体的な難易度は据え置きのままであり、当初の目的が果たせたとは言い難い。 この問題はPSオリジナル作品である『プロフェッショナル仕様』での「ナビゲーションシステム」の採用である程度解決するが、この時点でそれくらいの措置が施されていれば…と感じるばかりである。 2019年9月25日に『電車でGO!!』にて『3000番台』の『復刻版』が同時収録されたが、北越急行ほくほく線と一部長時間プレーに繋がるダイヤが収録されていないため、求めるものによってプレーしたい方を選ぼう。 余談 前作にあった警笛過多のペナルティ(*6)がなぜか無くなっており、何度鳴らしても減点されない。隠し警笛ボーナスを確実に獲得するため、隠し警笛ポイント手前で警笛ペダルを連打する攻略法がある。 『3000番台』で追加された路線の殆どは『量産車』の開発途中で没になった路線であった。その為Windows版にはその没データを呼び出すことが可能となっている。 『3000番台』稼動開始前にはタイトー主催の全国大会が行われた。東京で行われた決勝では、リリース直前の『3000番台』が使用され、それに収録されている『山手線外回り』の一部区間が競技の対象となった。 踏切事故イベントのトラックの積荷は、本作の筐体である。 電車でGO!2 高速編 (Win) 【でんしゃでごーつー こうそくへん】 電車でGO!2 高速編 3000番台 (DC/Win) 【でんしゃでごーつー こうそくへん さんぜんばんだい】 ジャンル 電車運転シミュレーション DC版Win版無印Win版3000番台 対応機種 ドリームキャストWindows 発売元 DC タイトー Win アンバランス 開発元 タイトー 発売日 Win量産車 1999年3月18日 DC 2000年1月20日 Win3000番台 2000年4月28日 定価 DC 6,380円 Win 9,680円 廉価版 Win量産車 新価格版2000年1月20日/3,980円 爆発的1480シリーズ2002年4月19日/1,480円 Win3000番台 新価格版2001年10月19日/3,980円 爆発的1480シリーズ2004年2月20日/1,480円 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 移植度はかなり高いだがおまけ要素もなし 備考 無印版はWinのみ 電車でGO!64 【でんしゃでごーろくよん】 ジャンル 電車運転士ゲーム 対応機種 ニンテンドウ64 発売・開発元 タイトー 発売日 1999年7月30日 定価 7,480円 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 2本しかないVRS対応ソフトの一つ新幹線単独プレイが可能一部サウンドに変更あり 概要(CS) 前作の人気もあってか本作も移植された。 追加要素の存在もあってか移植作はほとんどが『3000番台』相当で、無印版の移植作はWindows版のみとなっている。 独自路線(64のみ) 「東北新幹線」上り 盛岡→新花巻 『64』にのみ存在する隠し路線。難易度は●●●●●。条件を満たせば直通こまちのある東北路線の中に追加される。おまけ的な存在だった東北新幹線区間だけが運転できるダイヤで、車両は200系・E2系・E3系から選択できる。 評価点(CS) 共通の評価点 今回も高いレベルでしっかり移植されており、ACと大差無いプレー環境を構築できている。やはり「移植の質」という部分で見れば、グラフィックがACを上回る程に出力できるWindows版が一番だろう。 N64版独自の評価点 僅か2本しかない音声認識システム(VRS)対応ソフトの一つである。これ以外でVRSに対応しているソフトは『ピカチュウげんきでちゅう』だけである。画面上に出てくる運転士のセリフの一部(「出発進行」「制限45」など)を喚呼することで持ち時間を1秒獲得できる。 成功すればかなりゲームの進行が楽になる。強制されないので従来通りのプレーも可能。 入門編なるチュートリアルが追加された。まだ不親切な点も散見されるが、これだけでもハードルがどれだけ下がったことやら。 東北新幹線の運転は目玉要素でありながらプレイには手間がかかる仕様だったが、独立したダイヤとして収録されたため楽にプレイできるようになった。 DC版独自の評価点 AC版『3000番台』を忠実に移植しており、OPもAC版とほぼ同じものが使用されている(*7)。隠し路線も最初から解放されており、出力ケーブルの種類によってはAC版とほぼ同じグラフィック・解像度でプレイすることが可能。 Win版独自の評価点 前述の通りAC版を上回る解像度で表示が可能。隠し警笛ポイントの動物などを確認しやすくなった。 『3000番台』ではDC同様隠し路線が最初から解放されている他、自分のプレイを保存できるリプレイ機能を搭載。リプレイ機能は後に初代や量産車にも搭載された。 問題点(CS) 共通の問題点 AC版にあった初見殺しの問題点が全く解決できておらず、「いきなり現れた速度制限に対処できずにゲームオーバー」になる光景が各所で繰り返されることに。事前に攻略法を知らなければクリアはまず不可能である。 停車駅が1駅しかない秋田新幹線中級(秋田→大曲)で大曲駅を0mではなく0cm停車しなければ100点獲得できなくなった。 PS、64版は他の移植版同様に残り距離の表記をcm単位にすることも可能だが、0cm停車を狙って出すことは初心者どころか上級者ですら至難の業。100点獲得は神業の域である。 前述のアーケード版では0m停車(誤差49cm以内)でも100点可能だったため、見方によっては移植による改悪である。 アスペクトから発売されたPS版『電車でGO!2』の攻略本71ページには、「秋田中級は0cm停車しないと100点獲得できない」と記載されていたので、この仕様変更はPS版からだと思われる。 N64版独自の問題点 音楽が全て内蔵音源による再生となっている。音質が良いとは言えず、気になる人は気になってしまう。特にオープニングがその影響で簡素化されてしまっている点は頂けない。 DC版・Win版独自の問題点 後の『プロフェッショナル仕様』同様入門モードが収録されておらず、資料館などのおまけ要素も皆無で、文字通りのただの「移植作」となってしまっている。 総評(CS) 入門編やPS版独自の追加要素など、移植として見るのならばかなり高いレベルで移植されており、ここだけ見れば良移植の部類に入る。 しかし、AC版で問題になっていた制限速度による初見殺しの類が全く解決できていない点は、単独のゲームとして見るのならばやはり問題であると言わざるを得ない。 追加要素や移植の質としては非常に魅力的であることは間違いないのだが、初心者向けの措置が中途半端でなければまだ評価は違っていたのかもしれない。 電車でGO!2 【でんしゃでごーつー】 ジャンル シミュレーター 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 タイトー 発売日 1999年3月18日 価格 5,800円(税抜) 廉価版 PlayStation the Best2000年7月27日/2,800円(税抜) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 複数の独自追加路線UI・声優は後発作品準拠 概要(PS) 「高速編」のPS版…であるが、移植どころかUIも声優も違う別物と言うべき作品。ナビゲーションが無い以外は『プロフェッショナル仕様』及び『名古屋鉄道編』と同一のシステムとなっている。 「電車でGO!コントローラー」が同梱されたプレミアムパックや、専用の「ワンハンドルタイプコントローラー」も同日発売された。 追加路線(PS) 括弧内は難易度である。 「大阪環状線」内回り 大阪→天王寺 名前のとおり大阪をめぐる環状線。背景に大阪ドームや旧フェスティバルゲートといった大阪の名物建造物を再現。意外と対向列車のバリエーションが豊富なのも特徴で、都市路線ながら見どころが多い路線である。 難易度3の普通と、難易度5の関空快速の2ダイヤを収録。 「鹿児島本線」上り 博多→小倉 個性的な車両デザインで定評があるJR九州からシリーズ初の路線。対向列車にも注目。 折尾→小倉を運転する快速(難易度4)と、博多→小倉を運転する特急ソニック(難易度5)を収録。ただしサウンドテストには博多→折尾間の快速停車駅の案内ボイスがボツ音声として収録されている。 評価点(PS) 2つの独自追加路線があるほか、写真集やムービー等のおまけ要素も前作以上に多彩に。 乗務員や男性客の声は、声優や車掌のものまねを得意とする芸人立川真司氏を起用。従来よりも明らかに意識した熱演となっており、雰囲気抜群。鉄ちゃんや女性客の声もプロの声優である中山真奈美氏(*8)が担当しており、こちらの評価も上々。 また、首都圏の発車メロディーがちゃんと再現されているのも雰囲気を高めている。初代では架空のメロディが、高速編では大井町を除き(*9)発車ベルが流れていた。 更に、ZUNTATAによるテーマソング「LOVE特急こまち」は、ファンからはシリーズ屈指の名曲との評価が現在でも続いている。 前作と同様チュートリアルである「入門編モード」を収録している。 問題点(PS) 上述の通り2路線が『量産車』から追加された一方、『3000番台』で追加された路線・ダイヤが一切収録されていない。 完全新規の路線はまだしも、既収録路線で追加された485系はくたかや701系普通などは収録してほしかったとの声が多かった。 当初の予定では「前作でカットされた隠し路線やEXバージョン路線を収録」「時刻表モードの採用で様々な列車を運転可能」(*10)の予定だったが、間に合わなかったのかいずれも反映されていない。なお上記の3つは次作『プロフェッショナル仕様』ですべて実装されている。 CSオリジナル路線は速度制限予告が表示される距離が短い・ブレーキの性能が低いため難易度が高い。 総評(PS) 棒読みボイスからの脱却を計ったいわばモデルチェンジ作品であったが、数々の追加要素が評価され、売上げは50万本と上々であった。『3000番台』の追加要素が無かったのは残念であったが、本作から変更されたシステムは2作品にわたって受け継がれた。 余談(PS) 当初は1998年12月に発売予定だったが、諸般の事情により延期された。 前作に続き、PS版を基にしたワンダースワン版・ゲームボーイカラー版が存在する。さらに本作のみ、ネオジオポケットカラーにも移植されている。
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PSPの情報です(コピペ 商品名 PSP®「プレイステーション・ポータブル」 本体色 ブラック 型番 PSP-1000 希望小売価格 19,800円(税込価格 20,790円) 発売日 2004年12月12日(日) 外形寸法 約170×23×74mm(幅×高さ×奥行き) 質量 約280g(バッテリー含む) CPU PSP CPU(動作周波数1~333MHz) メイン・メモリ 32MB 内蔵DRAM 4MB ディスプレイ 4.3インチ 16:9ワイドスクリーンTFT液晶 480x272ピクセル 1,677万色 バッテリーパック使用時: 最大輝度 180/130/80 cd/m2 ACアダプター使用時: 最大輝度 200/180/130/80 cd/m2 サウンド ステレオスピーカー内蔵 主なI/O IEEE802.11b準拠 (Wi-Fi) Hi Speed USB(USB 2.0準拠) メモリースティック PRO デュオ IrDA 主な端子 “メモリースティックデュオ” スロット USB端子 外部電源供給端子 本体電源入力端子 ヘッドホン/マイク端子 キー・スイッチ類 方向キー上下左右、アナログパッド △、○、×、□ボタン、L、Rボタン x 1 START、SELECT、HOME x 1 POWER/HOLDスイッチ x 1 ディスプレイ、サウンド、音量+/-ボタン x 1 ワイヤレスLANスイッチ(ON/OFF) x 1 OPENボタン(UMD) x 1 電源 内蔵リチウムイオンバッテリー 外部ACアダプター1 内蔵ドライブ 再生専用“UMD”ドライブ 対応プロファイル PSP®(PlayStation®Portable) Game UMD Audio UMD Video 対応コーデック [Video] UMD H.264/MPEG-4 AVC Main Profile Level3 メモリースティック MPEG-4 SP(AAC) , H.264/MPEG-4 AVC(AAC) [Music] UMD ATRAC3plus™ , Linear PCM メモリースティック ATRAC3plus™ , Linear PCM , MP3 ,MPEG-4AAC [Photo] JPEG(DCF2.0/Exif2.21) , TIFF , BMP , GIF , PNG セキュリティ 暗号化方式:128bit AES 著作権保護技術:マジックゲート アクセスコントロール リージョン、視聴年齢制限(パレンタルロック) ワイヤレス通信機能 インフラストラクチャーモード アドホックモード(最大16台同時接続) 本体同梱周辺機器 PSP 専用ACアダプター PSP 専用バッテリーパック
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今日 - 合計 - 電車でGO!EXの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時23分24秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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公式FW3.93公開 PSPの隠された機能